虫歯になりにくいおやつ7選|避けるべき食品と食べ方のコツを徹底解説

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子どもにおやつをあげたいけど、虫歯にならないか不安…

虫歯になりやすいおやつと、なりにくいおやつを知りたい

おやつを食べても、健康な歯を維持する方法はあるのかな…

子どもにとっておやつは楽しみな時間ですが、虫歯が心配と感じている方は多いのではないでしょうか。

実は、おやつを完全にやめる必要はありません。

虫歯になりにくい食べ物や予防方法を把握することで、歯の健康を守りながら、おやつの時間を楽しめます。

本記事では、虫歯になりにくいお菓子や、虫歯リスクを抑える食べ方などを解説します。

「どこまで気を付ければいいの?」という方でも、安心しておやつを与えられるポイントがわかりますのでぜひ参考にしてください。

虫歯になりにくいおやつを選ぶ3つのポイント

虫歯になりにくいおやつを選ぶポイント

すべてのお菓子が虫歯になるリスクが高いわけではありません。

ここでは、虫歯になりにくいおやつを選ぶポイントを3つ紹介します。

  1. 糖分の少ないものを選ぶ
  2. 歯につきにくいものを選ぶ
  3. 短時間で食べ終わるものを選ぶ

虫歯のリスクが低いおやつの特徴を理解しましょう。

1.糖分の少ないものを選ぶ

砂糖が少ないものは、虫歯になるリスクが低いと考えられています。

おやつを食べると口の中に糖分が残り、虫歯菌がその糖分をエサにして酸を出します。

この酸によって歯の表面が溶けるのが、虫歯になる仕組みです。

通常、唾液で酸は中和されて溶けた歯は修復されます。

しかし、甘いものを食べ過ぎると修復が間に合わなくなります。

糖分の少ないおやつを選ぶのが、虫歯予防につながります。

2.歯につきにくいものを選ぶ

おやつが歯にくっつくと、歯の健康に悪影響を及ぼすことがあるので注意が必要です。

キャラメルやグミのように粘着性のあるものが歯につくと、なかなか取れない経験をした人もいるでしょう。

歯の表面や歯の間にくっついた糖分は、歯磨きでも取り除きにくく、虫歯菌のエサになり続けます。

歯についたおやつはそのままにせず、早めにお口の中をきれいにすることを心がけましょう。

3.短時間で食べ終わるものを選ぶ

おやつは、食べている時間の長さによって虫歯リスクは変わります。

長い時間かけて少しずつ食べ続ける「だらだら食べ」は、口の中が休まる時間が少なくなり、虫歯リスクを高める原因になります。

これは、食べる時間が長くなるほど、口の中に糖分が存在する状態が続くためです。

どんなおやつを与えるかに加え、食べる時間を決めて短時間で終えることも、虫歯予防につながるポイントです。

虫歯になりにくいおやつ7選

虫歯になりにくいお菓子

おやつはすべて控えるのではなく、選び方の工夫次第で虫歯リスクを抑えながら楽しめます。

ここでは、虫歯になりにくい7つのおやつを見てきましょう。

  1. チーズ
  2. ナッツ類
  3. 無糖ヨーグルト
  4. ゼリー
  5. 果物
  6. プリン
  7. バニラアイス

それぞれの特徴を知り、子どものおやつ選びに役立ててください。

1.チーズ

チーズには砂糖が含まれておらず、カルシウムが豊富なため、虫歯になりにくいおやつのひとつです。

カルシウムには、溶けかけた歯を修復する働きや口内の酸を中和する効果が期待できます。

例えば、以下の種類のものがおすすめです。

  • プロセスチーズ
  • ベビーチーズ
  • クリームチーズ
  • スティックチーズ

市販のプロセスチーズやスティックチーズは、そのままおやつとして出せるので、手軽に取り入れやすいのも魅力です。

クリームチーズはそのままでは食べにくいため、パンや果物と一緒に与えるとよいでしょう。

2.ナッツ類

アーモンドやくるみなどのナッツ類は、糖分が少なく栄養価も高いおやつです。

硬さがあるため自然と噛む回数が増え、唾液の分泌が促されやすくなります。

唾液には口の中の汚れを洗い流す働きがあり、口内を清潔に保ちやすい状態につながると考えられています。

ただし、窒息や誤飲のリスクがあるので、3歳未満の子どもには与えないようにしましょう。

3.無糖ヨーグルト

ヨーグルトはカルシウムやタンパク質が豊富なだけでなく、善玉菌が口腔内の菌バランスを整える作用が期待できる食品です。

ヨーグルトに含まれる乳酸菌は、虫歯の原因になる悪玉菌の増殖を抑えるとされています。

砂糖入りのヨーグルトは糖分量が多くなるので、無糖タイプを選ぶことが大切です。

甘味を加えたい場合は、きなこやバナナを加えると、食べやすくなるので試してみてくださいね。

4.ゼリー

ゼリーは歯につきにくく、すぐに食べ終えられるおやつです。

口の中にいれるとすぐに崩れて飲み込みやすいため、歯の表面や歯と歯の間に食べ物が残りにくい特徴があります。

そのため、ほかのお菓子と比べて口の中に留まる時間が短く、虫歯リスクを抑えやすいと考えられます。

また、やわらかく噛む力が強くなくても食べられるため、小さな子どもでも取り入れやすいおやつです。

ただし、弾力の強いタイプは、噛まずに飲み込むと窒息の危険があります。

年齢に合ったものを選び、食べている間は目を離さないようにしましょう。

5.果物

果物はビタミン・水分・食物繊維が含まれており、間食として取り入れやすい食品です。

果糖が含まれますが、食物繊維でよく噛むことになり、酸味で唾液も盛んに出るため、歯への負担が少なくなります。

例えば、りんごは噛み応えがあり、よく噛むことで唾液の分泌が促され、虫歯菌の酸を中和しやすくなるのが特徴です。

ただし、すべての果物が虫歯になりにくいわけではありません。

缶詰の果物は砂糖が多く添加されているため、避けた方が無難です。

種類を意識しながら上手に取り入れてみてください。

6.プリン

プリンには砂糖を含むおやつですが、歯に付着しにくく、短時間で食べ終えやすいのが特徴です。

すぐに飲み込めるため、口内が酸性に傾く時間が短くなり虫歯になりにくい傾向があります。

砂糖の量は100gあたり10g程度で、100gあたり約40gのケーキと比べると少なくなっています

甘くておいしいプリンは子どもにも人気のあるおやつです。

意外と虫歯リスクは低めなので、おやつタイムにも取り入れてみてください。

7.バニラアイス

バニラアイスは甘いですが、口に入れるとすぐに溶けるおやつです。

固形のまま長く口の中に残りにくいため、歯の表面や隙間に食べ物がとどまるお菓子と比べると、糖分が口内にとどまる時間が短いのが特徴です。

ただし、虫歯予防のためには、以下のアイスは控えめにしましょう。

  • クッキー入りアイス(クッキーアンドクリーム)
  • コーン付きアイス

クッキーやコーンが歯に挟まり、口に残りやすいので、虫歯のリスクが上がると考えられます。

要注意!虫歯になりやすいおやつの特徴

要注意!虫歯になりやすいおやつの特徴

「虫歯になりにくそう」と思って与えているおやつでも、知らないうちに虫歯リスクを高めているものもあります。

安心しておやつをあげるために、注意したいおやつの特徴を確認しておきましょう。

おやつの種類 虫歯になりやすい理由
  • チョコレート
  • クッキー
  • ドーナッツ
  • ケーキ
砂糖が多い
  • キャンディ
  • グミ
  • キャラメル
  • クラッカー
  • ポテトチップス
歯にくっつきやすい
  • 柑橘類
酸を含んでいる

キャラメルやグミなどの粘着性が高く、歯にくっつきやすいおやつは、口の中に食べ物が残りやすく、虫歯リスクが高まります。

また、意外かも知れませんが、オレンジやレモン、グレープフルーツなどの酸性の柑橘類は、酸が歯のエナメル質を溶かしてしまうため、虫歯になりやすいおやつです。

頻繁に食べると、酸で歯が溶ける酸蝕症(さんしょくしょう)になるリスクも上がるため、注意しましょう。

虫歯の原因については「【放置はNG】乳歯の虫歯ができる4つの原因|簡単にできる予防法も解説!」で、詳しく解説していますので参考にしてください。

【放置はNG】乳歯の虫歯ができる4つの原因|簡単にできる予防法も解説!
乳歯の虫歯は、永久歯に比べて進行しやすいので早めに対処する必要があります。この記事では、乳歯の虫歯ができる原因やできやすい場所、進み方をわかりやすく解説します。乳歯の虫歯は放置すると、発音や噛み合わせなどに影響を与えます。放置するリスクを理解し、悪化する前に歯科医院で診てもらいましょう。

虫歯のリスクを抑えるおやつの食べ方3選

虫歯のリスクを抑えるおやつの食べ方

虫歯を防ぐためには、子どもにおやつを我慢させるしかないのかな…

子どもの健康な歯を守るためには、以下のように「おやつの食べ方」を意識すれば大丈夫です。

  • おやつの時間を決める
  • ジュースと一緒に食べない
  • 食べ過ぎないように量を決める

食べる時間や量を決めることで、おやつを楽しみながら、歯の健康を守れますよ!

1.おやつの時間を決める

虫歯を防ぐためには、決まった時間におやつを食べることが重要です。

時間を決めずにダラダラとおやつを食べると、口の中が酸性に傾いた状態が長くなります

食べる時間が不規則だと、歯磨きをするタイミングを逃して、ケアできなくなる可能性もあります。

例えば、14時や15時など、毎日食べる時間を決めるのがおすすめですよ!

おやつの時間を決めるのは、口の中を清潔に維持して虫歯になりやすい状態を防ぐ習慣のひとつです。

2.ジュースと一緒に食べない

おやつは、甘い飲み物ではなく、お茶や水と一緒にとるのを意識しましょう。

ジュースには糖分が含まれており、おやつと一緒に摂ると口の中に入る糖分量が増加して虫歯リスクが高まります。

だらだらと長い時間飲み続けると、口の中の甘い状態が長くなるので注意が必要です。

お茶には、以下の効果が期待できますので、参考にしてください。

お茶の種類 期待できる効果
緑茶 ・虫歯菌を抑制する
・口臭を予防する
麦茶 ・虫歯菌が歯につくのを予防する

歯の健康を守るために、「何を飲むか」も見直してみましょう。

3.食べ過ぎないように量を決める

虫歯予防につながるおやつの食べ方として、あらかじめ食べる量を決めておくことが挙げられます。

食べ過ぎによって起こるリスクは以下のとおりです。

  • 口の中に入る糖分量が多くなる(虫歯菌のエサが多い状態になる)
  • 食べ終わるまで時間がかかる(だらだら食べにつながる)

おやつは、1日200キロカロリー以内を目安にすることが推奨されています。

200キロカロリーは、小さなアイスクリーム1個、おせんべい3〜4枚が目安です。

適量を決め、おやつと上手に付き合う習慣を作りましょう。

参考:農林水産省|子どもの食育

おやつを食べながら虫歯を防ぐ3つの口腔ケア

おやつをやめなくても大丈夫|虫歯予防法

おやつを諦めなくても虫歯を予防する方法はあります!

ここでは、おやつを楽しみながらできる虫歯の防ぎ方を3つ紹介します。

  1. おやつを食べた後はうがいをして口の中を清潔にする
  2. キシリトール入りのお菓子を与える
  3. 歯医者で定期的に検診を受ける

与えるおやつを工夫したり、食べた後にケアすることが大切です。

1.おやつを食べた後はうがいをして口の中を清潔にする

虫歯を防ぐには、おやつを食べた後に口の中の食べかすや糖分を落とすことが大切です。

歯磨きできる場合は磨くのが望ましいですが、出先で難しい場合は、水でうがいをしましょう。

うがいができない乳幼児は、水を飲ませるかガーゼで拭いてあげるのがおすすめです。

夜の仕上げ磨きは入念に行ってくださいね!

2.キシリトール入りのお菓子を与える

キシリトールは、虫歯菌の増殖を抑え、虫歯のリスクを低下させる働きがある成分です。

最近では、キシリトール入りのグミやガム、チョコレートなどもスーパーやネットですぐに購入できます。

普通のおやつを与えるよりは、保護者もちょっと安心できるでしょう。

ただし、キシリトール入りだからといって、虫歯にならないわけではありません!安心してたくさん与えるのは避けてくださいね。

参考:国立健康危機管理研究機構|キシリトールと歯の関係

3.歯医者で定期的に検診を受ける

子どもの歯をしっかりと虫歯から守るためには、定期的に歯科検診を受けることが何より大切です。

いくら虫歯になりにくいおやつやキシリトール入りの食品を与えても、虫歯菌がゼロになることはありえないためです。

定期検診を受ければ、プロの視点で口内トラブルのチェックやクリーニング、フッ素塗布などを受けられます。

虫歯があったとしても、早期発見ができれば手遅れになる前に対処できるでしょう。

定期検診の目安は3~4ヶ月に1回です。

おやつの食べ方と合わせて、定期検診を習慣にしていきましょう。

おやつの食べ方を工夫して虫歯を防ごう!

おやつの食べ方を工夫して虫歯を防ごう!

おやつをやめなくても、選び方と食べ方を意識すれば虫歯リスクの軽減につながります。

チーズやナッツ類、無糖ヨーグルトなど糖分が少なく口に残りにくいものを選び、食べる時間と量を決めましょう。

食べたあとの習慣も、口内環境を整える大切なポイントです。

それでも不安なことがあれば、専門家からアドバイスを受けるのもおすすめです。

坂井歯科では、お子さまの歯のメンテナンスや虫歯チェックなど、健康な歯を守るためのサポートを行っています。

お子さまの虫歯予防に関してお悩みの方は、お気軽にご相談ください。

寝屋川市 香里園の歯医者|坂井歯科医院
寝屋川市香里園の歯科・歯医者の坂井歯科医院は夜21時まで(木・土は18時まで)診療。香里園駅から徒歩3分。お電話やWEBからご予約随時可能です。一般歯科、小児歯科、矯正歯科、その他インプラントやホワイトニングにも対応。笑気麻酔や静脈内鎮静麻...

 

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