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コロナワクチン

コロナウイルス

今期は少ないインフルエンザの感染者

こんにちは、香里園にある坂井歯科医院の今道です。

新型コロナウイルス感染症が世界中で猛威をふるい悲しく暗いニュースが多い中、この冬はインフルエンザと新型コロナウイルス感染症の同時流行が懸念されていました。

毎年インフルエンザの罹患者は多く私の家族も毎年インフルエンザにかかっていましたが、厚生労働省の発表によると2020/21年シーズンの8月31日から1月24日までの21週間のインフルエンザの累積の患者数は全国でわずか793人であったとのことです。

同期間の過去5年間の平均患者総数は約68.5万人であることから今シーズンの患者数は0.12%程度にとどまっており今のところインフルエンザの流行とはほど遠いようです。

インフルエンザが流行していない理由はいくつか考えられますが、一つ目の理由として新型コロナウイルス感染症の予防のため多くの人が手洗いやマスクの着用をしていることがインフルエンザの患者さんを減らしているのだと思います。

二つ目の理由も新型コロナウイルス感染症が関係していて2020年3月以降の渡航制限により海外との人的交流が減少したことが考えられていて、流行が半年ずれるオーストラリアやニュージーランドでもインフルエンザの流行がなかったそうです。

三つ目の理由は新型コロナウイルス感染症との同時流行が懸念されたため早い時期から行われたインフルエンザワクチンの接種が啓発され、多くの人が接種したことでインフルエンザの患者さんが減少したと考えられています。

インフルエンザの予防のために手洗いやマスクの着用、ワクチン接種を行うことで流行を防ぐことができたことは素晴らしい結果だと思いますし、私たちが安心して元の暮らしに戻れるように1日でも早く新型コロナウイルス感染症も収束してほしいです。

とうとうコロナワクチンの接種が開始

新型コロナウイルス感染症が収束に向かうために今後重要な役割を果たすことになるのが新型コロナウイルス感染症のワクチン接種であり、世界各地でワクチンの開発がされており、接種を開始している国もあります。

日本でも新型コロナウイルス感染症のワクチン接種を2月中旬に開始できるよう準備が急ピッチで進められていて、当初は2月下旬としてきた接種開始を前倒しで行う予定です。

アメリカの製薬大手ファイザーが開発した新型コロナウイルス感染症のワクチンが2月14日午後、安全性や有効性が確認され発症を予防する効果が期待できるとして厚生労働省は正式に承認を発表しました。

ファイザー社のワクチンは16歳以上が対象で3週間の間隔で2回接種が必要で妊婦さんや体の弱い高齢者、腎臓や肝臓に思い疾患がある場合は医師の判断のもとご本人の同意があれば接種が可能ですが、重い急性疾患に罹っている人や発熱者などは接種の対象外になります。

日本でも2月17日から開始

新型コロナウイルス感染症のワクチンが日本国内で承認されたのは初めてで、正式な承認を受けて2月17日から医療従事者に対して先行接種が始まる見通しです。

厚生労働省は接種後約1ヶ月かけて接種部位の腫れや頭痛、発熱といった副反応の頻度を調べて開示し、4月からは65歳以上の高齢者を対象に接種を始め、その後基礎疾患のある患者さん、高齢者施設などの従事者と進めていく計画です。

今回日本で承認されたファイザー社が開発したワクチンはメッセンジャーRNAワクチンという新しい技術を用いたワクチンであり95%の有効性と発表されていて、インフルエンザワクチンの有効率が20〜60%と報告されていることを考えるとファイザー社のワクチンの有効率は非常に高いといえるでしょう。

ファイザー社のワクチンは最も強い科学的根拠となる臨床研究により非常に高い効果が示されているのですが、みなさん気になるのが安全性、副反応の問題だと思います。

副反応の心配はないの?

ワクチンによる健康被害はワクチン製剤中の成分がアレルギー反応の原因となり最も懸念されるアレルギー反応はアナフィラキシーで、初めは皮膚がかゆい、目眩がするなどの症状で、重症化すると血圧が低下したり息苦しくなったり意識を失うことがあります。

アメリカでファイザー社のワクチンを昨年12月末に接種した189万人のうち21人がアナフィラキシーを起こしましたが、この21人の死亡例はなく21人全員が後遺症なく回復したと報告されています。

ファイザー社のコロナワクチンのアナフィラキシーの頻度が100万人あたり11.1人の計算になり、インフルエンザワクチンのアナフィラキシーの頻度が100万人あたり1.3人であるのでインフルエンザワクチンよりは頻度が多いですが十分希といえるとのことです。

アナフィラキシーの原因と考えられているのがポリエチレングリコールと呼ばれている物質でポリエチレングリコールやポリソレベートなどのアレルギーがあう人はメッセンジャーRNAワクチンの接種を控えるように推奨されています。

これまでにアメリカで189万人以上、イギリスで129万人以上がワクチンを接種しましたが、コロナワクチン接種と明らかに因果関係のある死亡例は報告されておらず、コロナワクチンの副反応は通常の内服療法や点滴療法、手術などの医療行為で起こる可能性がある副作用よりも圧倒的に低いことが分かっています。

不安な方は医療機関で相談を

私もこの新型コロナウイルス感染症のワクチンについて自分で詳しく調べるまではニュースなどで見たり聞いたりなどの情報しかなくワクチンに対しての副反応がこわくてワクチン接種をしたくない気持ちが大きかったです。

今回自分で調べてみて、安全性も高く有効性に関しては非常に高いことからワクチン接種を前向きに考えることができていて、私と同じようにワクチン接種を不安に感じている人はかかりつけのお医者さんや身近な医療機関、地域の医師会に相談することをおすすめします。

日本政府はファイザー社の他にもアメリカのモデルナ社からメッセンジャーRNAワクチン、イギリスのアストラゼネカ社からウイルスベクターワクチンの供給を受ける契約をしているので、これらのワクチンも承認されると日本での接種が始まり、より多くの患者さんにワクチンが行き渡ることになるでしょう。

新型コロナウイルス感染症のワクチンがひとりでも多くの接種したいと思っている人のもとに届き、私たちの生活が安心して送ることができる日が1日でも早く訪れますように。

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