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スポーツとかみ合わせ

歯科に関連する話題

こんにちは、香里園にある坂井歯科医医院です。

新型コロナウイルスの感染者は東京だけでなく、他の都道府県でも増え続けていてまさに今日本は第二波の真っ只中と言えるのではないでしょうか。

2020年3月24日、東京オリンピック・パラリンピックが1年程度延期することが決定し、国際オリンピック委員会はオリンピック開幕まで4ヶ月を切ったタイミングで大きな決断を余儀なくされました。

私はスポーツ観戦が大好きで、2020年の東京オリンピックをとっても楽しみにしていて本当であれば今頃テレビにかじりついていたのになぁと残念な気持ちです。

中でも1番の楽しみだったのは水泳で、私の主人も妹も甥っ子も小さい頃から水泳を習っていて、主人と妹はジュニアオリンピックやインターハイに出場するほど水泳を頑張っていたので私も小さい時から自然と水泳が大好きなのです。

東京オリンピックの注目選手はやはり瀬戸大也選手で、瀬戸大也選手は2016年22歳で初出場したリオデジャネイロオリンピックでは400m個人メドレーでライバルの萩野公介に惜しくも破れ銅メダルでした。

その悔しさをバネに2020年東京オリンピックに向けて様々なトレーニングや肉体ケア、フィジカルの強化を積み、努力を重ねて誰よりも早く東京オリンピック行きの切符を手にしたのです。

瀬戸大也選手はトレーニングとは別に行っていることがあり、それは歯の矯正で瀬戸選手の歯は上の歯と下の歯の中心がズレていることが原因で上下の歯の接地面積が少なく噛む力にロスが生じてしまっているのです。

スポーツとかみ合わせ、一見関係のないように見えて深く関わりがあるのですが、スポーツは力を入れる、力を伝えることが基本の動作であり、高いパフォーマンスを引き出すためにはかみ合わせがとても重要なのです。

歯が正しく噛み合うことによって力は最大限に発揮することができるのですが、かみ合わせが悪いと顎のズレが生じ、顎の周辺の筋肉に緊張を引き起こしてしまいます。

体の中でも最も重いのが頭で、顎の周辺の筋肉が緊張している状態であれば頭を支えている首や背骨、腰に負担がかかり肩こりや腰痛、首のこりに繋がってしまいます。

100分の1秒を争うスポーツの世界では噛む力をうまく使えているかどうかが勝負の分かれ目であり、歯を噛みしめることで筋力が4〜6%程度上がることが分かっています。

歯をくいしばり筋力を向上させることで強い力を一定時間発揮させることや瞬間的に強い力を出す、体を動かさないように固定するなどかみ合わせは非常に大切な役割をしています。

噛むことで脳の血流が良くなることが分かっており集中力や判断力が高まり、噛むことが動体視力や筋力が向上するという研究結果も出ていて、野球選手が試合中によくガムを噛んでいる理由がここにあります。

ただ歯と歯を強く噛めばよいというわけではなく、かみ合わせも重要でかみ合わせが悪くズレている状態だと顎の関節の他にも姿勢を保つ頚椎や脊椎、股関節、全身の筋肉のバランスも悪くなることで体の重心がズレてしまいバランス機能が低下し、体の安定が悪くなります。

正しいかみ合わせであると全身の筋肉の活動促進や頭部の安定、全身の姿勢が安定し、バランス機能が良くなることでパフォーマンスが向上し怪我のリスクも軽減することができます。

このようにかみ合わせとスポーツには深く関わりがあり、かみ合わせの大切さが分かると思いますが、しっかりかみ合わせができるお口の環境を作ることで最も大切なことは、毎日綺麗に歯を磨く、怪我を防ぐ、歯を大事にすることです。

虫歯や歯周病、怪我によって1本でも歯を失ってしまうだけでも噛む力は変わってしまい、良いパフォーマンスを行うことはできなくなってしまいますので、全ての健康な歯でよく噛んでたくさん食べることでお口の中だけではなく全身の健康をも守ることができます。

1日でも早く新型コロナウイルス感染症が収束し、来年行われる東京オリンピックにチャレンジする選手たちが全力で良いパフォーマンスをし、活躍することを心から願っています。

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