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抜けた乳歯はどうする?

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こんにちは、香里園にある坂井歯科医院の今道です。

私には8歳の甥っ子がいるのですが、毎朝甥っ子が学校に行く前の5分間電話することが習慣になっていて、私の毎日の癒しになっています。

現在、甥っ子とは少し離れた場所に住んでいてコロナの関係もありますのでなかなか会うことができず寂しいですが、近年は様々なものが便利になっていて甥っ子を身近に感じることができるようになりました。

スマホではビデオ通話で顔を見ながら話すことができますし、甥っ子は習い事に水泳をしているのですがスイミングスクールで行う大会や記録会などはオンラインで配信もしてくれるので、遠方に住みながら応援することができています。

年末年始には実家に帰ったので久しぶりに甥っ子に会うことができたのですが、あと10㎝くらいで私の身長を抜かされそうなことや足のサイズは私と一緒になっていたことなど画面上で分からなかった成長を目の前で感じることができてとても嬉しく思いました。

乳歯が永久歯にはえかわる

みなさんも子どもの成長の早さには驚くことが多いと思いますが、子どもの成長のひとつに歯の生え変わりがあり、乳歯は成長する過程で抜けて大人の歯が生えます。

乳歯が抜けることは大人への成長の証であり、初めて乳歯が抜けた日はお子さんにとってもご両親にとっても記念日になると思いますが、みなさんはお子さんの乳歯が抜けた後、その抜けた歯をどのようにされていますか?

屋根に投げる

私が小さいころは下の歯が抜けたら屋根の上に投げる、上の歯が抜けたら縁の下に投げるというのが一般家庭でよく見られ、これは続いて生えてくる永久歯がその方向へきちんと導いてくれるようにと願いを込めるおまじないひとつです。

枕の下に置いて寝る

同じようなおまじないは世界各地にあり、イギリスでは抜けた乳歯を枕の下に置いて眠ると歯の妖精のトゥースフェアリーが抜けた歯を持ち帰り、代わりにコインを置いていってくれるそうです。

乳歯が抜けると小さなプレゼントがもらえるので子どもたちにとっても嬉しいことであり、国が違っても様々な願いを込めるという風習は変わらないようです。

近年では住環境の影響などもあり外に投げることができず、そのまま捨ててしまう方もいらっしゃるかと思いますが、お子さんの乳歯を大切に保管しておきたいと思うご両親も多くなっています。

記念に保管する

お子さんがすくすく大きく元気に育つことを手伝ってくれている歯ですので記念に保存しておきたいですが、小さくて無くしてしまいやすい乳歯をしっかり保存してくれるのにおすすめなのがトゥースケースです。

トゥースケースとは抜けた乳歯を保存する入れ物で、インターネットで調べると可愛いデザインのものがたくさんあり、プラスチック製から桐製のものまで幅広くありますので、お気に入りのトゥースケースを選ぶことができます。

歯髄細胞バンク

抜けた乳歯を外に投げたりケースで保管したりすることとは全く異なる方法で歯髄細胞バンクというものがあり、抜けた乳歯の中にある若くて元気な歯髄幹細胞を取り出し冷凍保存し将来の再生医療に役立てる方法です。

再生医療のために幹細胞を採取するには骨髄や臍帯血が従来の方法でしたが、骨髄から摂取する場合は身体に対する負担が大きく、臍帯血は出産の時にしか採取できないため採取する機会が少ないのが難点でした。

それに比べると乳歯の場合は身体の負担は小さい上に機会も多く、歯髄幹細胞は細胞の増殖能力が高く、歯髄幹細胞が歯という硬い組織に守られているため傷つきにくく再生医療に必要であるiPS細胞を作り出しやすいそうです。

医学の進歩により、近い将来は人の幹細胞を使った再生医療が主流になるともいわれていて抜けた乳歯の中にある歯髄幹細胞は大きな可能性を秘めていることは確かです。

なにわともあれ、歯は大切に!

抜けた乳歯を外に投げる、トゥースケースで保管する、将来の医療のために歯髄細胞バンクを利用する、どの方法も素敵ですし、何よりもお子さんにお口の健康がこれからも維持されますことを願っています。

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