秋風邪の予防

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一気に寒くなりました

こんにちは、香里園にある坂井歯科医院の今道です。

さて、今年ももう10月に入り1年があっという間に過ぎていくなぁと感じているこの頃で、10月の上旬は気温が平年より高く、最高気温が30度を超える真夏日になったところもあり暑い日が続いていたのですが大阪は17日から急に気温が下がり一気に寒くなりました。

つい先日まで半袖じゃないと暑いくらいだったのに・・・とそんな声がチラホラ聞こえてきそうですが、10月は台風や秋雨前線、寒暖差で意外に気象的には気忙しい季節で、「女心(男心)と秋の空」と言われているように秋の天候は移り変わりが早いようです。

急に寒くなると予報されていたので事前に衣替えをしたり布団を使うために干したりとここ最近主婦は大忙しだったのですが、この寒暖差で体調を崩されてしまった人も多いのではないでしょうか。

気温差で体調を崩しやすい

私は咳喘息の持病があり暖かくなる春から暑い夏は症状が落ち着いているのですが急な気温差に弱いので今朝は咳がひどくなってしまい少ししんどい時間がありました。

暑い夏が過ぎ去ると爽やかな気持ちのいい風が吹き始める秋ですが、日中は暑く朝晩は冷え込んでしまい秋風邪をひきやすい季節ですので体調管理には気をつけなければなりません。

秋風邪に注意

秋風邪の症状には喉の痛みや咳、頭痛、発熱などがあるのですが発熱してもインフルエンザのような高熱になることはほとんどありませんが、気温差で喉をやられてしまい咳がなかなか止まらない人もいて、強い症状が出ることはあまりないものの長引きやすいのが特徴です。

風邪の80〜90パーセントはウイルスが原因と言われているのですが、ウイルスは空気中に水分が多いと埃やチリと一緒に地面に落ちるのですが、空気が乾燥する秋から冬は空気中にウイルスが長時間漂ってしまうので風邪が流行してしまいます。

秋風邪を予防するには

少し肌寒くなった秋のはじめの時期には風邪をひかないように予防につとめ自分で自分の身体を守ることが大切ですので秋風邪の予防のポイントをお伝えしていきたいと思います。

ウイルスやバイ菌は私たちの手に付着して、そこから目や鼻などの粘膜を通じて感染したり、咳やくしゃみなどの飛沫によって喉を通じて感染したりすることで風邪をひきます。

手洗い、うがい

手や喉に付着したウイルスやバイ菌を洗い流すためには手洗いやうがいが効果的ですので日常生活では手洗いとうがいを行いウイルスやバイ菌が身体に侵入することを防ぎましょう。

水分補給

私たちの身体にある粘膜は身体の外からのウイルスやバイ菌の侵入を防ぐ役割があり、粘膜の働きを保つためには体内に十分な量の水分が必要ですので、こまめな水分補給を行いましょう。

湿度を高めに保つ

秋〜冬は乾燥しやすい季節であり、風邪の予防に適した湿度は60〜80%と言われていて空気が乾燥すると粘膜も乾燥しやすくなりますので加湿器を使用して部屋の湿度を高めに保つことも効果的です。

規則正しい生活

風邪の予防の基本は栄養バランスの摂れた食事や十分な睡眠、適度な運動などの規則正しい生活で、特に疲労が溜まると風邪をひきやすくなりますので注意が必要です。

身体を温める

ウイルスやバイ菌は低温低湿を好むため、風邪の予防では身体を温めることも大切であり、衣服や暖房で保温したり入浴で身体を温めたりして身体から熱が奪われ過ぎないように調整しましょう

ハミガキ

お口の中はバイ菌がたくさんいるためハミガキを行うことでお口の中のバイ菌を減らし風邪のウイルスの侵入を防ぐことができるのでお口の中を清潔に保つことも風邪の予防になります。

無理は絶対禁物です!

秋の風邪は症状が強く出ないことが多いため、風邪による体調不良を軽視してしまう人もいらっしゃるのではないかと思いますが、無理をしてしまうと症状が悪化して合併症などを引き起こしてしまうリスクもあります。

風邪を治すためにはしっかりと身体を休める必要があり、一般的な風邪の場合であればきちんと休養をとれば1週間程度で治ることがほとんどですので休養をとるように心がけましょう。

季節の変わり目は気温の変化に身体が対応することが困難な時期でもあり、日々のストレスや疲れ、睡眠不足により風邪をひきやすくまりますので、しっかり予防し健康に過ごしましょう。

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