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金属床義歯

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こんにちは、香里園にある坂井歯科医院です。

今年の長いゴールデンウィークも終わりましたが、私は休みに怠けてしまった体を元に戻すことに少し苦痛を感じています。

4月から新しい生活が始まった方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。

私もその一人で、新しい環境に慣れるまでは少し時間を要しますし、少しばかり神経質になってしまう部分もあります。

生活をする上では多少の時間を過ごすことで環境に馴染めていくかとは思いますが、同じようにいかないのはお口の中です。お口の中は皆様が感じられている以上に過敏にできています。

例えば、髪の毛が一本腕の上に落ちていても気がつかない方がほとんどだと思いますが、髪の毛一本お口の中に入っていたらどうでしょうか?

ほとんどの方がたった一本の髪の毛ですらお口の中に入っていると煩わしいと感じるのではないでしょうか。

全身の身体の中でもお口の中のセンサーが一番過敏であり、お口の中の変化はご自身でよく気がつきやすい部分ですが、変化しても放置してしまう方も多いと歯科医院に勤めていると感じます。

お口の中の変化を放置してしまい、残念なことに歯を失ってしまう方を多く見てきましたが、歯を失ってから「もっと歯を大事にすればよかった」と後悔する方がほとんどです。

歯を失ってしまうと、失った部分を補う治療が必要になり、その方法の一つが入れ歯で、歯を失った部分に人工の歯とピンクの床といわれているプラスチックを歯のない粘膜の上に乗せることで咀嚼する機能を回復させるものです。

入れ歯というとコマーシャルなどで目にする機会も多く、どのようなものかを想像することができるかとは思いますが、実際お口の中に入れてみると、プラスチックが分厚いため、お口の中が狭く感じ、違和感が大きく、しゃべりづらくなります。

入れ歯がプラスチックでできているため、お食事をしても熱い、冷たいなどの温度が感じにくいため、味覚も劣るように感じる方が多くいらっしゃいますし、入れ歯のプラスチック部分が割れたり、ヒビが入ったりすることもあります。

部分入れ歯の場合はプラスチックの部分がたわみやすいため残っているご自身の歯を動かし、ご自身の歯の寿命を短くしてしまっている場合もございます。

入れ歯を使用している方が少しでも快適に過ごしていただけるように、近年の歯科治療で多く取り入れられているのが「金属床義歯」というもので、金属床義歯とは入れ歯の主要部分をプラスチックではなく金属で作成した義歯のことです。

プラスチックは強度を持たせるために分厚くする必要がありますが、金属は丈夫で強度が高く、薄くすることが可能なため、装着時の違和感を少なくし、お口の中も広く感じることができます。

金属の特徴である熱伝導が良いということは、食事の熱い冷たいなどの食べ物の温度を瞬時に伝えることができるため、味覚も変化しにくく、お料理を美味しく楽しむことができます。

金属は丈夫でたわまないため、部分入れ歯の場合でも残っているご自身の歯を動かしてしまう心配が少なく、天然歯への負担を減少させることで、残っている歯を守ることができるのです。

金属床義歯には様々な金属の種類があり、中でも当院でもおすすめしているものがチタンであり、チタンは金属アレルギーの恐れが少なく、身体に優しい生体親和性の高い金属のため、安心してお口の中に入れることができます。

一般的な入れ歯に使用される金属より非常に軽いこともチタンの特徴の一つであり、軽量な金属であるにも関わらず、丈夫で強いため金属を極限まで薄くすることが可能になりました。

チタンは汚れにも強いため、粘膜の炎症や口臭などの心配も少なく、お口の中を清潔に保つことができます。

金属床義歯は多くの症例で使用することができます。

お口の中から快適に過ごし、お食事が楽しくなることで、生活の質が向上することを私たちは願っておりますので、今お使いの入れ歯に違和感をお感じの方はいつでも担当歯科医師にご相談くださいませ。

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