お子様の成長支援を願って

子供の歯科治療
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こんにちは、香里園にある坂井歯科医院です。

私はスマートフォンでネットサーフィンするのが大好きで毎日の日課になっていますが、今のスマートフォンはとても賢く私が興味ある話題を次々と表示してくれます。

有難い反面、私のことを知りすぎているスマートフォンに少し恐怖を感じますが、私の表示画面には「妊娠」や「出産」の記事がよく出てきていて、私が今最も気になっている内容です。

今後の人生において妊娠、出産を経て母親になりたいと願っておりネットの情報から色々と学ばせていただいているのですが、最近出産するドキュメンタリー動画を見て、母親の偉大さを改めて感じることができました。

言葉では言い表すことができないほどの大変な出産の動画は涙なしでは見ることはできず、母親の強さや子どもに対する愛情が伝わってきて、私の両親が私を大切に思う気持ちがわかったような気がします。

生まれてくる赤ちゃんが健やかにすくすくと成長してほしいというのは全てのご両親の願いではないでしょうか?これから生まれてくる赤ちゃんや皆さまの大切なお子様の健康のために知っていただきたいことを歯科医療従事者としてお伝えしたいと思います。

私たちの身体は毎日の食事や呼吸によって作られており、お口は生きていくために必要な食事を食べる、呼吸をつかさどる最初の器官で健康な身体作りの始まりの場所のためとても大切です。

大切な器官の一つであるお口であるにも関わらず、食べられることや呼吸をすることが当たり前になりすぎていて有り難さを忘れてしまい、大人になってからお口のこと主に歯のことで苦労している患者様を多く見てきました。

私たちの願いは大切の子どもたちが一生自分の歯で健やかに成長できることであり、大人になってからも困ることがないように赤ちゃんのころからご両親と共に支援していくことです。

生まれたばかりの赤ちゃんは歯が生えていませんが、お母さんのお腹の中に赤ちゃんがいる時から赤ちゃんの歯の形成は始まっているので、妊娠中のお母さん自身のお口のケアはとても大切です。

妊娠中のお母さんのお口の健康は生まれてくる赤ちゃんのお口の健康と密接の関わりがあり、お口の中の病気の一つである虫歯は感染病で、赤ちゃんはご両親からの感染で虫歯になってしまうリスクが高いと言われています。

お子様が虫歯にならないためにはお母さんをはじめ赤ちゃんと接する大人たちのお口の中を綺麗にしておく必要があるため、赤ちゃんが生まれる前にきちんと歯科医院に通院しお口の病気を治しておきましょう。

お子様の歯が生えてきたら歯磨きがスタートしますが、お口の中は敏感でいきなり歯ブラシを口の中に入れてしまうとびっくりしてしまい、嫌がってしまうお子様が多いです。

まずはスキンシップの一環として歯が生える前にお口の周りや口の中を優しく指やガーゼで触れて慣れることから始めて、歯が生え始めたらガーゼなどで歯の汚れを取るようにし、歯を磨くことに慣れていきましょう。

お子様の乳歯が全て生え揃うのは3歳ごろで、お子様が成長するにつれて歯と歯の間に隙間ができてくるのが望ましく、隙間ができてくるということは顎が成長をしている証しなのです。

顎の成長が遅く隙間ができていない場合は永久歯に生え変わった時に歯が綺麗に並ぶスペースがなく、歯並びやかみ合わせに問題が生じてしまう可能性があります。

歯並びやかみ合わせが悪くなった場合、従来では永久歯がある程度生え揃ってから歯一本一本に固定式の装置を付けて抜歯を行い治療する矯正方法でしたが、近年では生え変わる前や生え変わりの時期に取り外しの可能な装置を使い、顎の成長を促すことで抜歯をほとんどすることなく歯を綺麗に並べる治療方法があります。

顎の成長を促すと同時に歯並びが悪くなる原因の口呼吸や悪い舌癖などの改善を行うことで、お子様がより健康な身体へ導くことを目的の一つとして治療しています。

お子様の成長や変化に気づいてあげられるのは近くにいるお父さんやお母さんですが、お口のこととなると専門的なサポートが必要になると思いますし、お子様ひとりひとりの成長は同じではありません。

坂井歯科医院ではひとりひとりのお子様に合った予防や治療を提案することができますので、できるだけ早い段階からお子様の成長を見せていだき、お子様の成長を支援していきたいと思っております。

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