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変異株とは何か

コロナウイルス

身近な存在となった新型コロナウイルス

こんにちは、香里園にある坂井歯科医院の今道です。

新型コロナウイルス感染症は収束するどころか猛威をふるい続けており、私たちが住む大阪府の感染者は1000人を超えることが多くなり、4月25日からは3回目の緊急事態宣言が発令されました。

私の身近な人も新型コロナウイルスに感染してしまい入院をしていますが、肺炎を患い酸素濃度が85まで下がってとても苦しい状況にあったとのことで(現在は回復傾向にあります)、私たちの近いところまで新型コロナウイルス感染症の脅威が迫ってきていると実感しています。

重症者が増加

大阪では新型コロナウイルス感染症の第4波が拡大していて、病院に入院できずに自宅や施設で療養する患者さんが急増してしまい、対応が間に合わず療養中に亡くなってしまう患者さんがいることをニュースで目にする度、心が締め付けられる思いです。

若いので重症化しないから安心と思っているのか緊急事態宣言下の中、大勢で会食する姿やマスクを外して談笑する姿をSNSやニュースなどで見かける度悲しくなり、自粛生活が続き大変なのは重々分かりますがひとりでも多くの命が助かるように自分自身の行動を考えないといけないなと思います。

最近話題の「変異株」ってなに?

現在、新型コロナウイルス感染症がここまで拡大している原因のひとつとしてテレビやネットでもよく取り上げられている感染力の強く重症化リスクの高い「変異株」の流行ですが、変異株とは何なのでしょうか?

私たちを脅かすウイルスは体を作る遺伝子情報の設計図とそれを包む殻の2つから成り立っているシンプルな構造体なのですが、ウイルスは常に遺伝子の突然変異を繰り返し、少しずつではありますが絶えず変わり続けることで自らの種が長く生きられるよう進化しているのです。

このように変異したウイルスを変異株と言い、変異が起こるとウイルスの性質が変化し、感染しやすくなってしまったり重症化しやすくなったりすることがあります。

インフルエンザウイルスも変異する

突然変異しやすいウイルスとして知られているのは今まで私たちが冬に近づくにつれて感染に気をつけていたインフルエンザウイルスであり、毎年違うインフルエンザウイルスが流行するので、変異に合わせて流行しそうな変異株を予想しワクチンが開発されるのです。

新型コロナウイルスもゆるやかに変異する

新型コロナウイルスの場合、約2週間で1ヶ所変異していると考えられていて、インフルエンザウイルスと比べると約半分のスピードであり、新型コロナウイルスは突然変異がそれほど多いウイルスではないと言われていますが、これだけ世界中で蔓延していてウイルスの量が増えてしまっていると世界のあちこちで新型コロナウイルスが突然変異を繰り返し、少しずつ形や特徴の違うウイルスが多種存在していまっているのが現状であります。

通常、ウイルスが突然変異を起こしても少し形や特徴が変わったりする程度で問題がない場合が多いのですが、変異により感染力が強くなったり重症化しやすくなったりする場合には大きな問題になります。

スパイクタンパク質

一般的にはウイルスの変異によって感染力や重症化のリスクが劇的に変わることはあまりないのですが、新型コロナウイルスの場合はウイルスの表面にあるとげ状のスパイクタンパク質と呼ばれる部分に変異が起こり、ヒトの細胞表面で受け手となる受容体タンパク質に結合して細胞内に侵入することで感染力が強くなると言われています。

ヒトに悪い影響を及ぼす特徴を新たに獲得してしまった変異株は感染力の強さにより瞬く間に世界中に感染が広がってしまい、現在世界で猛威をふるっている変異株が主に3種類あります。

イギリス型、南アフリカ型、ブラジル型の3種類であり、4月の時点では世界196カ国のうちイギリス型の変異株は132の国や地域に拡大し、南アフリカ型が82、ブラジル型が52と変異株が世界中の新型コロナウイルスの主流になっていて従来の新型コロナウイルスは勢いを失っているのです。

大阪はイギリス型の変異株により感染が拡大しましたが、5月にはインド型の変異株に感染した患者さんが大阪でも確認されイギリス型に続く脅威となるのではないかと専門家は危ぶんでいます。

感染対策は一人ひとりの行動が大切!

新型コロナウイルスの感染は非常に広がっていて厳しい状況が続いていますが今私たちができる感染対策は従来株の時と変わらず人と人との接触を減らし、マスクの着用、手洗いの徹底を行い、ひとりひとりの行動をきちんと考えることで1日でも早く平和な日常が訪れることを心から祈っています。

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