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歯周病と高血圧

歯周病について

こんにちは、香里園にある坂井歯科医院です。

暑かった夏も終わりを告げ涼しい日が多くなってきましたが、朝晩の気温差が大きく体調を崩しやすい季節ですがみなさまいかがお過ごしでしょうか。

今年はインフルエンザの流行が早く9月の時点で流行といわれている数値に達しているそうですが、坂井歯科医院ではインフルエンザの感染予防のためにスタッフ全員インフルエンザの予防接種を受けています。

私はインフルエンザに罹ったことはありませんが、妹や甥っ子がインフルエンザに罹り辛い思いをしている姿を見ていると健康な身体はとても大切だなと感じています。

今日テレビを見ているととても興味深い内容が放送されていたのですが、お口の中が汚れているとインフルエンザに罹りやすいという事実が分かっているそうです。

インフルエンザの菌はお口の中のバイ菌により増殖します。

インフルエンザの予防のためにはお口の中を清潔に保つことが有効とされていて、特に寝ている間はお口の中のバイ菌が増える傾向にあるので、

寝る前と起床後のハミガキをしっかり行うことがインフルエンザ予防に繋がるとのことです。

インフルエンザとお口の中の状態のように近年の様々な研究結果からお口の中のバイ菌が全身の身体に関係しており、

多くの疾患に影響を及ぼすことで、その発症や進行のリスク因子になることが明らかになっているのです。

お口の中の病気を大きく2つに分けると「虫歯」と「歯周病」がありますが、みなさまが歯科医院を受診するきっかけになるのは虫歯が多いのではないでしょうか?

実際に「歯が痛い」や「歯に穴があいている」「銀歯が取れた」などの主訴で受診される方が多く、

「歯周病になっている」と受診される方は少ないです。

歯周病になっていると自覚している患者さんは少ないものの、30代以上の方で歯周病の有病率は8割以上と高い数値が結果として出ていますが、初期の段階では自覚症状がほとんどないため、

歯周病であることに気づかないことが多く知らない間に進行してしまう怖い病気なのです。

歯周病はお口の中の歯周病原菌により引き起こされる病気で、進行が進むと歯を支えている骨(歯槽骨)が溶けてしまい、最終的には歯が動くようになる、最悪歯を失ってしまうのです。

歯周病の原因は磨き残しやお口の中に溜まった汚れであり、この汚れをプラークと言い、歯周病原菌の塊なのですが、

初期の段階では歯肉が炎症を起こし腫れる、そのまま治療せずにいると歯と腫れた歯肉の間(歯周ポケット)からどんどん奥に汚れが侵入していくことで歯周病が進行していきます。

今回の記事から4回続けてお口の中の病気「歯周病」と全身の身体の病気の繋がりについて書いていきますので

最後までお付き合いいただき、お口の中から健康になることを考えるきっかけにしていただければ幸いでございます。

今回は歯周病と高血圧の繋がりについてですが、

高血圧症の患者さんは日本に2、3000千万人いると言われていて生活習慣病のひとつであり、高血圧症の薬を服用されている方も多いのではないでしょうか。

高血圧の薬の副作用のひとつに歯肉がモコモコと腫れてしまう、薬物性歯肉増殖と言われているものがあり、

歯肉増殖の程度は個人差がありますが歯と歯の間の歯肉が少し腫れた程度のものから、歯が完全に隠れてしまうものまであり、

お口の中にプラークが溜まっている状態で歯肉増殖を起こしてしまうと、増殖した歯周ポケットがプラークの住処となってしまい、歯周病が進行し重症化してしまう原因になってしまうのです。

歯周病の割合は高血圧症の方と健常の方を比べると1.5倍という報告があり、高血圧症の薬によってはお口の中が乾燥を起こしてしまうこともあるので、高血圧症の方は注意が必要です。

歯周病が重症化しないためには日頃からハミガキを怠たらず、

歯ブラシ以外にも歯間ブラシやフロス、ワンタフトブラシなどの補助的清掃道具も使用し、きちんとセルフケアを行うことと、

セルフケアでは落としきれない汚れがあるので定期的に歯科医院でメインテナンスを受診することも非常に大切です。

歯肉増殖の状態によっては外科的に歯肉を切除しなければならない場合もありますが、きちんと治療を行えば健康な歯肉の状態を維持することができますので、

まずは歯科医院を受診くださいませ。

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