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デンタルフロス、歯間ブラシの使い方

こんにちは。香里園にある坂井歯科医院です。

皆さんは毎日欠かさず行っていることはありますか?

私が毎日欠かさずしていることはご飯を食べることやお風呂に入ること、眠ること、そして大切なのが「歯を磨くこと」ですね。

子供の頃に食べたら歯を磨くことを両親から教わりましたが、歯磨きは面倒臭く嫌いでしたし、学生の頃は遊び疲れて歯を磨かずに寝てしまうこともありました。

そんな私が歯医者で働くようになり、今は歯ブラシと一本ブラシ、フロス、歯間ブラシを使用して1日4回、毎日丁寧に歯磨きしています。なぜこのように変わったのかというと、お口の中の病気の恐ろしさを知ったからなのです。

お口の中の病気は虫歯や歯周病がありますが、この二つの原因の多くは磨き残しによる歯垢にあるため、磨き残しがあれば虫歯や歯周病になりやすい環境になってしまうのです。

ハブラシのブラッシングだけで取れる汚れは全体の50〜60パーセントと言われており、汚れが40〜50パーセントも残ってしまうのです。ハブラシのブラッシングだけでは歯と歯の間は十分に磨けないので歯垢や食べかすなどが残ってしまうのです。

デンタルフロスや歯間ブラシはハブラシだけでは届きにくい歯と歯の間の汚れを取り除くことができる便利な道具ですが、使用している方は少なく、私も歯科医院で務める前までは使用していませんでした。

ブラッシングの際にハブラシに加えて、デンタルフロスや歯間ブラシを使用することで全体の汚れの80〜90パーセントを取り除くことができるのです。

今回はデンタルフロスと歯間ブラシの使用方法をお教えしたいと思います。

デンタルフロス

細かいナイロン繊維からできているデンタルフロスは歯と歯の間の清掃に使用することで、歯と歯の間の汚れを効率よく除去することができます。糸巻きタイプとホルダータイプがあり、ご自身に合ったものを選ばれてください。

糸巻きタイプ

必要な長さを使用できるので経済的ですが、使用方法が難しく慣れるまではテクニックが必要です。

使用方法

①デンタルフロスを40㎝くらいに切り両手の中指に2〜3回巻きつけて、 15㎝位の長さにしてピンと張ります。

②両手の親指と人差し指で糸を掴み操作します。

③お口の中の使う部分に合わせて、歯と歯の間にゆっくり小さくノコギリを引くようにして挿入していきます。

④歯と歯の間を通ったら歯肉の少し中まで(痛みがない程度)デンタルフロスを挿入します。

⑤糸を歯に巻きつけるようにして、歯の表面を2、3回上下にこすって汚れを取り除きます。

⑥糸を取り出すときも、ゆっくり小さく動かしながら取り出します。

※糸が詰め物などにひっかかるなど、うまく取り出すことができない場合は無理に取り出そうとはせずに片方の糸を指から外し、外側に引き抜くようにしましょう。糸巻きタイプのデンタルフロスは使用後廃棄します。

ホルダータイプ

ホルダーにデンタルフロスが取り付けられているので、糸巻きタイプより操作が簡単に行えます。指で操作が難しい方や初めて使う方に適していて、ホルダータイプは大きく分けてF字型とY字型があります。

F字型

Y字型

F字型は下の前歯に使いやすく、Y字型は上の前歯や奥歯にも使いやすい作りになっていて、私が常時使用しているのもこのY字型です。

使用方法

①歯と歯の間にデンタルフロスの糸の部分を当てます。

②ゆっくりと小さくノコギリを引くようにしながら挿入しますが、勢いよく入れてしまうと歯肉が傷ついてしまうので注意が必要です。

③歯と歯の間を通って中まで入ったら歯の表面に沿わせて上下に動かし手前の歯と奥の歯の両方の面の汚れを取り除きます。

④ゆっくり小さく動かしながら取り出します。

※ホルダータイプのデンタルフロスは使い捨てと何回か繰り替えし使用できるものがありますので、商品の説明をよく読んで使用してください。

歯間ブラシ

歯間ブラシは針金にナイロンの毛をつけたものやゴム製の小さなブラシがあり、歯と歯の間の歯間部(下記、図)に残っている汚れを取り除く道具であり、デンタルフロスに比べて歯間部が広い場合に適しています。

図(⚪︎の部分が歯間部)

歯間ブラシは歯と歯の間やブリッジの下、矯正装置の周りなど、デンタルフロスが入らない部分でも使用することができます。ブラシのサイズが様々ありますので使用する歯と歯の間の隙間の広さによって使い分けることをおすすめします。

使用方法

①歯間ブラシは鉛筆を持つように持つと操作しやすく使いやすいです。



②歯肉を傷つけないよう、ゆっくりと斜めに挿入します。

③歯間ブラシを水平にして歯の面に沿わせて2、3回往復させて汚れを除去します。

④歯間ブラシを入れた手前の歯と奥の歯と片方ずつの歯の面に軽くあて汚れを除去します。

※使用後は流水でよく洗い、風通しの良いところで保管します。

 歯間ブラシの毛が乱れたら新しいものに取り替えましょう。

デンタルフロスも歯間ブラシも使用する際は鏡を見て、歯と歯の間を確認しながら歯肉を傷つけないように使用し、1日1回(就寝前がベスト)ブラッシング後に使用することが望ましいです。

デンタルフロスの糸が引っかかったり、ほつれたりする場合は歯と歯の間に虫歯ができていたり、歯石がついていたり、詰め物に隙間ができている疑いがありますので、歯科医院での診察を受けられることをおすすめします。

デンタルフロスも歯間ブラシも正しく使用できれば虫歯や歯周病を予防することができる道具なのでお口の中の健康のためにお使いください。使い方が分からない場合はいつでもお気軽にご相談ください。

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