5月病の克服の仕方

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こんにちは、香里園にある坂井歯科医院の今道です。

たのしかったゴールデンウィークもあっという間に終わり、また始まったいつもの生活ですが、怠けた体にムチを打って仕事をしている状態で私と同じように連休明けは体がダルく、いつもの調子が出ないという人も多くいらっしゃるのではないでしょうか。

連休の前にウキウキしていた気持ちと同じくらい連休明けの仕事もたのしみになればいいのになぁと大型連休の後はいつも思ってしまうのですが、休みと仕事の嬉しさは違うものですね^_^;

私の場合は典型的なゴールデンウィーク疲れで、休日を満喫しようと予定をたくさん詰め込みアクセル全開で遊んでしまい連休明けからどっと疲れが噴出してしまったようなので、ゆっくりお風呂に浸かり早めに就寝して疲れをとって徐々にいつもの生活に慣れていきたいと思います。

私と同じようにゴールデンウィーク疲れの人は時期に治ると考えられるので良いのですが、連休明けに気分が優れない、ぼんやりした不安を感じるような人は注意が必要です。

心身の不調が表れやすい時期、それが5月病

新生活は慣れないことが多く自分でも知らないうちにストレスを溜めてしまっていて、進学や就職などで環境が変わり緊張や疲れがピークに達してしまうのがこの時期で張り詰めていた糸がゴールデンウィークでプツリと切れてしまって学校や会社に行けなくなってしまう人がいます。

5月の連休後に学校や会社に行きたくない、体調が悪い、授業や仕事に集中できないなどの症状を総称して「5月病」と呼ばれているのですが、環境の変化があった人が新しい環境への適応がうまくいかず心身に不調があらわれる状態のことを言います。

他にもからだのダルさや疲れやすい、物事を悲観的に考えてしまう、眠れない、食欲がない、やる気が起きないなどの症状があり、五月病は正式な医学用語ではなく学生や新入社員に起こりやすいためこのように呼ばれていますが、最近では単身赴任などで環境が変わる中高年も五月病で悩む人が増加しているそうです。

ストレスと向き合い、気分転換の方法を見つける

五月病への対応策としてはストレスを溜めないことが良いと言われていますが、ストレスを溜めてはいけないと考えれば考えるほどしんどくなってしまうこともありますし、コロナ禍でストレスを感じやすい環境にあるため、ある程度ストレスはあるものと自分で認識してストレスと上手に付き合いながら解消する方法や気分転換をすることが重要です。

ストレスを溜めないことよりも日頃から自分に合ったストレス解消法や気分転換の方法を多く身につけておくと良いので、ここでいくつか紹介させていただきます。

  • 趣味を継続させる

今まで続けていた趣味がある人は継続して、自分が好きなことをすることができる時間を大切にし、気分転換しましょう。

読書や料理、アイドルの追っかけ、音楽、美味しいもの食べるなどなんでも良いですし、今から自分の好きなことを探してみるのも良いでしょう。

  • 親しい人と交流する

家族や仲の良い友人と話をすることで不安やイライラした気持ちが楽になったり自ずと解決方法が見つかったりなど悩みを打ち明けることでストレス解消になります。

  • 笑う

笑うことは自律神経のバランスを整えたり免疫力を高めたり、幸福感をもたらしたりする効果がありますので、できるだけ笑って過ごしましょう。

  • 適度な運動をする

からだに酸素を取り込む運動はストレス解消になり、特にウォーキングやジョギング、サイクリング、水泳などの有酸素運動はより効果が高く10分程度でも十分に効果を得ることができます。

意識してからだを動かしましょう。

  • 食生活に気を付ける

食事を作る際にはバランスに気をつけて主食、副菜、主菜を組み合わせるように意識してタンパク質、異質、炭水化物、ビタミン、ミネラルなどを摂り入れるようにしましょう。

肉や魚、大豆製品に含まれている良質なタンパク質が不足していると感情のコントロールがうまくできず5月病が長引いてしまうので注意が必要です。

  • 質の良い睡眠を心がける

睡眠は疲労回復に欠かすことのできない大切な役割を担っています。

起床時間や就寝時間を決めて規則正しい生活リズムを整える、夕食は就寝の2時間前までに済ませる、入浴は就寝1時間前までには済ませる、就寝前にはスマホやパソコンを見ないことで睡眠の質を向上させることができます。

  • 湯船に浸かる

気温が高くなってきて暖かくなってくるとついついシャワーで済ませてしまう人も多いかと思いますが湯船に浸かって入浴することで自律神経を整える働きがありますので、湯船に浸かって入浴するようにしましょう。

新しい環境に慣れるまでには多くのエネルギーを必要とします。

上記に紹介した方法を試してみる気力もないという人は心もからだももう十分がんばったからゆっくり休みたいというメッセージかもしれません。

まずはゆっくり休んで元気をチャージしましょう。

五月病は放ってしまうと本格的なうつ病に進んでしまう可能性もありますので、症状が重く辛い人は心療内科や精神科で相談しましょう。

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