なぜ歯医者は嫌われるのか

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 とにかく医者・歯医者が怖い!

 こんにちは、香里園にある坂井歯科医院のの今道です。

 今年のインフルエンザの予防接種は10月1日から重症化リスクの高い高齢者の方から始まり、26日からは医療従事者や妊婦さん、お子さんを優先しつつ一般の方への接種も始まりましたがクリニックでは前代未聞の予約困難な状況が続いています。

 今年はインフルエンザと新型コロナウイルス感染症の同時流行が懸念されているためインフルエンザワクチンの接種を希望する方は多く、現在インフルエンザの予防接種を希望してもほとんどのクリニックが予約待ちか入荷待ちだそうです。

歯医者は嫌われやす仕事

 私は今まで実はインフルエンザにもかかったことはなく、毎年元気に過ごしています。しかし注射はとても苦手で、病院に行くと心臓がバクバクし血圧が上昇してしまい恐怖心で体が震えるほど怖いのですが、私と同じように医者・歯医者が苦手だという人も多いのではないでしょうか。

 患者さんの中にも歯医者が嫌いで痛みがあっても行くことができず放置してしまい、お口の中の状態がさらに悪化して噛むことができなくなり泣く泣く歯医者に来られます方もいらっしゃいます。

 お口の中の環境は全身の健康とつながっていて大人の歯は二度と生え変わることはありません。なので失うことのないように定期検診やメインテナンスを行う必要があります。

 それでも、歯医者さんは嫌われてしまいます。

何をされるか解らないと怖い

 歯医者が嫌われている一つ目の理由に「こわい」が挙げられるかと思いますが恐怖心があり歯医者に足が向かないという人も多くいらっしゃるのではないでしょうか。

 何がこわいかというと「何をされるのか分からないからこわい」だと思うので、当院では恐怖心を和らげるため治療の前にはどのような治療を行うのかしっかり説明することを心がけています。

痛い事をされるから嫌い

 歯医者が嫌われている二つ目の理由に「痛い」がありますが、誰もが痛い治療は嫌ですし、患者さんのほとんどが痛みが少ない治療を希望されています。

 坂井歯科医院では治療時に痛みが伴う場合は事前に麻酔をして治療中痛みを感じることがないように注意を払っていますし、麻酔の針が痛くないように麻酔の針もできるだけ細く、表面麻酔を先に塗布して注射を行うので想像しているよりも痛みは少ないかと思います。

匂いがとにかく苦手!

 歯医者が嫌われている三つ目の理由に「におい」があり、歯医者に行くと独特の鼻につく嫌なにおいがします。これは根の治療に使用される薬剤が原因であることが多く、他にも歯や材料を削ると嫌なにおいが漂います。

 坂井歯科医院の治療の行われる部屋では歯科材料を削る時には口腔外バキュームという歯科用の掃除機を使用し削片やにおいを吸い込み、それに加えて空気洗浄機を使用し、アロマを取り入れ少しでも患者さんの不安や緊張を和らげるようにしています。

何度も通わされるのが嫌!

 歯医者が嫌われている四つ目の理由に「何度も通わなければならない」ことが挙げられ、治療途中にも関わらず治療を中断してしまう患者さんがおられるのは痛みさえ取り除ければいいのになぜ回数をかけて通院しなければならないのか理解しいただけていないことにあると考えています。

患者様を理解しようと努めます

 私たち坂井歯科医院に勤める歯科医療従事者の役目は患者さんのお口の健康を守るため、なぜ治療が必要であるのか、どの程度治療期間、回数がかかるのか、どのような治療方法があるのかなどを理解していただくために詳しい説明を行うようにしています。

 今の日本ではまだまだ歯医者は歯が痛くなってから行くと思っている人が多いですが定期的な歯科検診やメインテナンスを受けることで痛い思いやこわい思いをすることはほとんどありませんので歯医者のことを嫌いにならないためにもお口の健康を維持しましょう。

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