
歯磨きをすると毎日血が混じる…このまま磨いていいの?

痛くはないけど、放っておいて大丈夫?

子どもの仕上げ磨きで血が出てびっくりした!
歯磨きで血が出る経験は珍しくなく、30代でも約4割の人に歯ぐきの出血があると報告されています。
結論、歯磨きで血が出ても磨くのをやめず、やわらかい歯ブラシで歯と歯ぐきの境目をやさしく磨くのが基本です。
ただし、「2週間たっても続くとき」と「歯ぐき以外にも出血やあざがあるとき」は受診が必要です。
この記事では、歯磨きで血が出る原因と出血を長引かせない磨き方、良かれと思ってやりがちな逆効果のケアを解説します。
血が止まるまでの目安や受診のタイミング、子どもの仕上げ磨きで血が出たときの対応も紹介するので、家族の歯磨きに役立ててください。

血が出るのは体からのサインです。今夜の歯磨きから変えられることを、一緒に見ていきましょう!
歯磨きで血が出ても磨くのをやめないのが基本

歯磨きで血が出たときは、怖くても磨くのをやめずに、血が出た場所ほどやわらかい歯ブラシで丁寧に磨き続けるのが基本です。
出血の多くは歯垢(プラーク:細菌のかたまり)が招く歯ぐきの炎症のサインで、磨くのをやめると歯垢がたまり、かえって炎症が強まります。
歯ぐきだけに炎症がある「歯肉炎」のうちなら、丁寧な歯磨きで改善が期待できるので、出血の原因と正しい磨き方を確認していきましょう。
(出典:歯周病とは|厚生労働省 e-ヘルスネット)

出血は「ここに歯垢が残っていますよ」という合図だと思ってくださいね!
歯磨きで血が出る4つの原因

厚生労働省の調査では、歯ぐきからの出血がある人は全体の42.9%で、30代でも約4割にのぼります。
炎症のある歯ぐきは食べ物や歯ブラシ程度の刺激でも出血しやすくなるため、決して珍しい症状ではありません。
- 歯垢がたまって起こる「歯肉炎」
- 歯肉炎が進んだ「歯周病」
- 硬い歯ブラシや強すぎる力による「歯ぐきの傷」
- 妊娠・薬・ストレス・全身の病気
自分がどれに当てはまるかが分かると、後半で紹介する磨き方をすぐ実践できますよ。
(出典:令和6年歯科疾患実態調査 結果の概要|厚生労働省/歯周病の症状|日本歯周病学会)
1.歯垢がたまって起こる「歯肉炎」

歯磨きで血が出る原因でいちばん多いのが、歯と歯ぐきの境目に残った歯垢による「歯肉炎」です。
歯垢の細菌が出す毒素で歯ぐきが腫れ、血管がもろくなるため、少しの刺激で血がにじみます。
つまり、血が出る場所は「磨きすぎた場所」ではなく、歯垢が残って炎症が起きている場所ということです。
歯肉炎は初期の自覚症状が乏しく、痛みがないまま進むので、毎日続く出血は炎症が続いているサインといえます。
たまたま強く当たった1回の出血とは違うので、「痛くない=大丈夫」ではなく「痛くないうちに治せる」と考えてください。
(出典:歯周疾患の自覚症状とセルフチェック|厚生労働省 e-ヘルスネット)

痛みが出るころには炎症が進んでいることが多いので、出血の段階で気づけたのはむしろ良いことですよ!
2.歯肉炎が進んだ「歯周病」
歯肉炎を放置すると、歯を支える骨まで溶けていく「歯周炎(歯周病)」に進みます。
歯肉炎は歯ぐきだけの炎症ですが、歯周炎まで進むと溶けた骨は元に戻りにくく、最後は歯がぐらつきます。
「歯周病は中高年の病気」と思われがちですが、入口の歯肉炎は30代にも多く、出血はその最初のサインです。
毎日磨いていても歯周病でないとは限らないため、歯ぐきが下がる・歯がぐらつく・口臭やネバつきがあれば要注意です。
歯周病がもう始まっているか不安な方は、関連記事「歯周病チェックリスト10項目|自覚症状がなくても確認するべきポイント」で確かめてみてください。

3.硬い歯ブラシや強すぎる力による「歯ぐきの傷」

硬めの歯ブラシでゴシゴシ磨いていると、歯ぐきの表面が傷ついて出血することがあります。
見分け方の目安は、毎回同じ場所から出て赤く腫れているなら歯肉炎、磨いた直後だけ出て白っぽくすれているなら力の問題です。
ただし、傷が原因の場合でも、多くは磨き残しによる炎症が重なっています。
そのため、対策は「磨くのをやめる」ではなく「当て方と力を変える」ことです。力の目安や持ち方は次の章で紹介します。
4.妊娠・薬・ストレス・全身の病気

歯磨き中の出血には、妊娠・薬・体調・全身の病気が関わっている場合もあります。
妊娠中は女性ホルモンを栄養にする一部の歯周病菌が増え、歯ぐきが腫れて出血しやすくなります。
血液をサラサラにする薬を飲んでいる方は、少しの刺激でも出血が続きやすいものの、自己判断で薬をやめるのは避けてください。
睡眠不足やストレスで体の抵抗力が落ちると炎症が悪化しやすく、糖尿病などの病気が関わることもあります。
歯ぐきの出血が続く原因と受診の目安は、関連記事「歯茎から血が出る5つの原因|受診する6つの目安や対処法も徹底解説」で詳しく解説しています。

(出典:妊娠時の歯やお口のケア|日本歯科医師会 テーマパーク8020)
歯磨きで血が出るときの正しい磨き方


血が出る状態で、どうやって磨けばいいの?
出血したまま磨き続けたらさらに酷くなりそう、ちょっと怖い、そのように迷う方も多いのではないでしょうか。
出血中の磨き方は「やめない」「やわらかく」「境目に当てる」の3つが軸です。
この3つにフロスを加えれば、歯磨きから出血を減らす磨き方に変えられます。
- 血が出た場所こそ「やわらかい歯ブラシ」で磨く
- 毛先は歯と歯ぐきの「境目」に当てて小刻みに
- 力は「毛先が広がらない程度」、持ち方は「ペングリップ」
- フロスで歯と歯の間の歯垢も落とす
買い替えるのは歯ブラシ1本だけなので、道具をそろえる手間もかかりませんよ。
血が出た場所こそ「やわらかい歯ブラシ」で磨く
出血した場所こそ、避けずに丁寧に磨くのが正解です。
歯ブラシは「やわらかめ」でヘッドが小さめのものを選ぶと、炎症中の歯ぐきを傷つけにくくなります。
硬めの歯ブラシは歯垢が落ちそうに感じるものの、腫れた歯ぐきには刺激が強すぎるのが難点です。
とくに就寝前は唾液が減って細菌が増えやすいので、夜の歯磨きをいちばん丁寧にしてください。
(出典:歯周病の症状|日本歯周病学会)

血が出た場所を避けて磨くと、そこだけ炎症が残ってしまいます。やわらかい歯ブラシなら大丈夫ですよ!
毛先は歯と歯ぐきの「境目」に当てて小刻みに

歯垢がたまりやすいのは歯と歯ぐきの境目なので、毛先を境目に45度くらいの角度で当て、1〜2本ずつ小刻みに動かします。
これは「バス法」と呼ばれる磨き方で、歯ぐきに炎症がある方向けの基本の動かし方です。
一方で、大きく横にゴシゴシ動かすと毛先が境目に入らず、歯ぐきだけが傷ついてしまいます。
出血しやすい磨き残しポイントは、前歯の裏側と奥歯のいちばん後ろ側の2か所です。
鏡を見ながら「毛先が境目に触れているか」を確かめる習慣をつけると、当て方のずれに自分で気づけます。
力は「毛先が広がらない程度」、持ち方は「ペングリップ」

力の目安は、「毛先が広がらない程度」「歯ぐきに当てて痛くない程度」です。
持ち方はペンを持つように軽く握る「ペングリップ」にすると、自然と力が抜けます。
握りこむ持ち方は腕の力がそのまま伝わるため、知らないうちに強くなりがちです。
歯ブラシの毛先が1か月以内に開くなら、力が強すぎるサインと考えてください。
歯垢を落とすのは力ではなく毛先の当て方なので、力を弱めても歯垢はきちんと落ちます。

ゴシゴシ磨く方ほど毛先が開くのが早いです。ペンを持つ手で磨いてみてくださいね!
フロスで歯と歯の間の歯垢も落とす

歯ブラシだけでは歯と歯の間の歯垢が残るため、1日1回のフロスを補助ケアとして加えてください。
歯ブラシだけでは歯間の歯垢は約6割しか落ちず、フロスを足すと約8割まで上がると報告されています。
順番はどちらでもかまいませんが、先にフロス、あとに歯磨きの順がおすすめです。
先に歯間の汚れを取っておくと、歯磨き粉のフッ素がすき間まで届きやすくなります。
フロスで血が出たときも考え方は同じで、炎症のサインなのでやめずに続けてみてください。
(出典:日本歯科保存学会「日本歯科保存学雑誌」48巻2号「歯間清掃用具を用いたプラーク除去効果の臨床的評価」2005年)
歯磨きで血が出るときにやってはいけない3つのこと

良かれと思ってやっていることが、かえって出血を長引かせている場合があります。
とくに次の3つは、歯ぐきの炎症を悪化させやすい行動なので心当たりがないか確かめてみてください。
- 血が出るのが怖くて磨くのをやめる
- 「悪い血を出せば治る」と強くこする
- 血が止まったら治ったと思ってケアを戻す
1つでも当てはまれば、やめるだけで出血が引きやすくなりますよ。
1.血が出るのが怖くて磨くのをやめる

出血が怖くて磨く回数や時間を減らすと、歯垢が増えて炎症が強まり、もっと出血しやすくなる悪循環に入ります。
炎症が歯ぐきだけにとどまっている今こそ、磨き続けて歯周病への進行を防ぐことが大切です。
磨けない日が数日あっても、翌日からやわらかい歯ブラシで境目を磨けば立て直せます。
出血を見て手が止まる気持ちは自然なものなので、自分を責めずに翌日から戻してみてください。
2.「悪い血を出せば治る」と強くこする

「血を出すと歯ぐきが引き締まる」という話を聞いたことがある方もいるかもしれませんが、それは誤解です。
歯ぐきの出血は細菌に対する体の防衛反応、つまり炎症のサインであって、血を出すこと自体が治療になるわけではありません。
正しい順序は「歯垢を落とす→炎症が引く→結果として血が出なくなる」で、強くこすって血を出しても歯ぐきが傷つくだけです。
当院では「悪い血」という考え方はしていません。
出血を「出し切るもの」ではなく「減らしていくもの」と捉え、やわらかい歯ブラシで境目の歯垢を落としてください。
(出典:歯茎から血が出た・・・あなたが歯周病を疑うべき理由を解説します!|日本歯周病学会監修 ペリオブック)

血を出すのが目的ではなく、歯垢を落とすのが目的です。結果として血は止まっていきますよ!
3.血が止まったら治ったと思ってケアを戻す
出血が一時的に治まっても、歯垢や歯石が残っていれば炎症が治ったわけではありません。
日本歯周病学会も「はれがひいたとしても、歯周病が治ったわけではありません」と注意をうながしています。
喫煙している方は血管が縮んで出血しにくくなるため、炎症があっても気づきにくい点にも注意が必要です。
歯磨きで落とせるのは歯垢までで、固まって歯石になると自分では取れません。
そのため、ゴールは「血が止まること」ではなく、出血しない磨き方を続けることだと考えてください。
(出典:歯周病の症状|日本歯周病学会)

歯石は歯磨きでは取れないので、出血が落ち着いたら一度クリーニングで取っておくと安心ですよ!
歯磨きの出血はどのくらいで止まる?受診の目安

磨き方を変えたあと、どれくらいで血が止まるのかは、様子を見る側にとっていちばん気になるところです。
正しいケアを続けながら、「止まる目安」と「受診の線引き」の2つを知っておくと安心です。
- 正しいケアで1〜2週間が当院の目安
- 2週間たっても続く・腫れや痛みがあるなら歯科へ
- あざ・鼻血・発熱など歯ぐき以外の症状があれば内科へ
目安が分かると、様子を見る期間に不安を引きずらずに済みますよ。
正しいケアで1〜2週間が当院の目安
歯肉炎の段階なら、境目をやさしく磨く歯磨きに変えて1〜2週間ほどで出血が減っていく方が多いです。
これは学会の基準ではなく、当院が診察の中で目安にしている期間です。
最初の数日は変化がなく、血が増えたように見えることもありますが、歯垢が落ちて炎症が引くと少しずつ減っていきます。
出血が減ってきても磨き方は戻さず、同じ当て方と力加減を続けるのがコツです。
2週間を「様子を見る上限」と決めておくと、次の見出しの受診の判断もしやすくなります。

2週間はカレンダーに印をつけて、磨き方を変えた日から数えてみてくださいね!
2週間たっても続く・腫れや痛みがあるなら歯科へ

正しいケアを2週間続けても出血が続くなら、様子見をやめて歯科を受診するタイミングです。
受診を考えたいサインは、次の4つになります。
- 正しいケアを2週間続けても出血が続く
- 歯ぐきが腫れて痛い・膿が出る
- 歯がぐらつく・歯ぐきが下がってきた
- 出血の量が多くて止まりにくい
痛みを伴う出血が毎日続く場合は、歯肉炎から歯周炎に進んでいる可能性があります。
続く出血には、歯科での歯石除去(クリーニング)が効果的です。

2週間磨き方を変えても止まらないときは、歯石が残っていることが多いです。一度見せてくださいね!
あざ・鼻血・発熱など歯ぐき以外の症状があれば内科へ

歯ぐきからの出血だけなら、ほとんどは歯ぐきの炎症が原因なので、過度に心配する必要はありません。
ただし、血を止める働きをする血小板が減る病気では、歯ぐきの出血に加えて鼻血・あざ・発熱・だるさが出やすいと報告されています。
「歯ぐき以外にも出血やあざがある」「歯磨きに関係なく血がにじむ」「発熱やだるさが続く」なら、歯科ではなく内科への相談が先です。
歯磨きの出血だけなら、まずは磨き方を変えて2週間様子を見るところから始めましょう。
(出典:出血しやすい・血小板減少|国立がん研究センター がん情報サービス)
子どもの仕上げ磨きで血が出たときの対応


子どもの歯を仕上げ磨きしていると血が出た…私のせい?
そう感じてしまう親御さんもいますが、子どもの歯ぐきから血が出たときの考え方は大人と同じです。
親の磨き方が悪いのではなく、多くは歯垢がたまって起きた歯ぐきの炎症が原因です。
- 子どもの出血も多くは歯垢による歯肉炎
- 生え変わりの時期は歯ぐきが腫れて血が出やすい
- 仕上げ磨きは血が出ても「力を弱めて」続ける
親の磨き方を責める話ではないので、次の仕上げ磨きから安心して続けられますよ。
子どもの出血も多くは歯垢による歯肉炎
子どもの歯ぐきの出血も、大人と同じく歯垢がたまって起きた歯肉炎がほとんどです。
日本小児歯科学会も「歯垢を取り除いて清潔にしていると、出血しない引き締まった歯肉になる」と説明しています。
厚生労働省の調査では、10〜14歳でも歯ぐきの出血がある子は23.9%と、およそ4人に1人にのぼります。
磨き残しやすい奥歯の溝・歯と歯ぐきの境目・生えたての歯のまわりの3か所は、仕上げ磨きで重点的に見てあげてください。
子どもの歯肉炎も歯垢を落とせば改善が期待できる段階なので、慌てずにケアを続けましょう。
生え変わりの時期は歯ぐきが腫れて血が出やすい

6歳ごろから始まる生え変わりの時期は、生えかけの歯のまわりに歯垢がたまり、歯ぐきが腫れて出血しやすくなります。
生えかけの歯にかぶさった歯ぐきが炎症を起こすもので、「萌出性歯肉炎」と呼ばれています。
思春期になると女性ホルモンの影響で歯ぐきが腫れやすくなる「思春期性歯肉炎」もあり、小学校高学年以降は注意したい時期です。
生えかけの歯は背が低くて磨きにくいので、歯ブラシを横から入れる・ヘッドの小さい歯ブラシを使うなどの工夫で毛先を届かせてください。
(出典:小児期・思春期患者の歯周病変分類|日本小児歯科学会)
仕上げ磨きは血が出ても「力を弱めて」続ける

仕上げ磨きで血が出ても、やめずに力を弱めて続けるのが基本です。
やわらかい子ども用の歯ブラシで、歯と歯ぐきの境目に毛先を当てて小刻みに動かします。
仕上げ磨きをいつまで続けるかに決まった年齢はありませんが、坂井歯科医院では小学校を卒業する「12歳まで」を推奨しています。
血が出る時期こそ親の目でチェックしたいので、嫌がる日は時間を短くしてでも境目だけは見てあげてください。
子どもの出血が2週間以上続く・歯ぐきが赤く腫れている場合は、大人と同じ線引きで受診して歯垢と磨き方を確認しましょう。
年齢ごとのやり方や嫌がるときの工夫は、関連記事「【仕上げ磨きのやり方】生後6カ月・3歳・6歳ごとの磨き方と5つの対処法とは?」で紹介しています。


当院では子どもの歯磨き講習も行っていますので、仕上げ磨きで困ったら遠慮なく聞いてくださいね!
歯磨きで血が出ることに関するよくある質問

妊娠中に歯磨きで血が出るようになったのはなぜ?
妊娠中は女性ホルモンが増え、それを栄養にする一部の歯周病菌が活発になるためです。
歯ぐきが腫れて出血しやすくなる状態は「妊娠性歯肉炎」と呼ばれ、妊娠前と同じケアでも血が出ることがあります。
つわりで歯磨きがつらい時期は歯垢が残りやすいので、ヘッドの小さい歯ブラシで体調のよい時間帯に磨く工夫が役立ちます。
妊娠中も歯科の検診やクリーニングは受けられるので、安定期に入ったら一度歯ぐきの状態を見てもらってください。
(出典:妊娠時の歯やお口のケア|日本歯科医師会 テーマパーク8020)
歯磨き粉やうがい薬を変えれば出血は治る?
歯磨き粉やうがい薬を変えるだけでは、出血の原因である歯垢は落とせません。
主役はあくまで毛先の当て方で、歯磨き粉やうがい薬は補助と考えてください。
歯ぐきの炎症向けに殺菌成分や抗炎症成分が入った歯磨き粉を補助に使うのは、選択肢の1つです。
一方で、うがい薬がしみるほど炎症が強いときは、まず歯科で歯垢と歯石を取るほうが落ち着きやすくなります。
血が出ている状態で歯医者に行くと何をする?
出血していても受診して問題なく、歯ぐきの状態を診て歯垢・歯石を取るクリーニングと磨き方の確認をするのが基本です。
歯周ポケット(歯と歯ぐきの間の溝)の深さを測り、歯肉炎か歯周炎かを確かめます。
「血が出ているのに歯石を取って大丈夫?」と心配になりますが、炎症の原因を取るための処置なので問題ありません。
処置中に多少血が出ても一時的なもので、歯石が取れれば歯ぐきは落ち着いていきます。
自分のケアで治したい気持ちがあっても、一度歯ぐきの状態を見てもらうと、その後の磨き方も見直しやすくなります。

出血していても受診して大丈夫ですよ。血が出ている場所を見せてもらうほうが、原因が分かりやすいです!
【まとめ】歯磨きで血が出てもやめずに磨いて歯肉炎のうちに治そう

歯磨きで血が出ても磨くのをやめず、やわらかい歯ブラシで歯と歯ぐきの境目をやさしく磨き続けるのが基本です。
「悪い血」を出すのではなく、原因の歯垢を落とすことで結果として出血は止まっていきます。
2週間続く・腫れや痛みがある・歯ぐき以外にも出血があるときは、様子見をやめて受診してください。
坂井歯科医院では、続く出血の歯石除去と磨き方の確認を、親子で同じ日に受けていただけます。

血が出るのは、歯ぐきが「気づいて」と言っているサインです。今夜の歯磨きから、境目をやさしく磨いてみてくださいね!
