フロスをすると血が出る4つの原因|正しい使い方と出血を防ぐポイントを解説

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フロスを使うと血が出るけど、大丈夫かな…

フロスを通して出血するのは、歯ぐきが傷ついてるってこと?

出血するのに、このままフロスを続けていいのかわからない

虫歯や歯周病予防のためにフロスを使い始めたものの、血が出てしまい、このまま使い続けていいか悩んでいないでしょうか。

正しい使い方をして出血するのであれば、歯ぐきの炎症や歯間に汚れがたまっているなどの原因が考えられます。

しかし、血が出たから自己判断でやめてしまうと、汚れが取り除かれないまま炎症が悪化する可能性があります。

本記事では、フロスをすると血が出る4つの原因と出血を防ぐポイント、歯科医院の受診目安を解説します。

フロスを継続して使うことで、効果的に口腔内をケアでき、歯ぐきの炎症の改善が期待できます。

ぜひ、参考にしてください。

フロスを通して血が出ても継続して使うことが重要

フロスを通して血が出ても継続して使うことが重要

出血したからといって、自己判断で使用をやめないことが重要です。

出血する原因はさまざまで、たまった歯垢や歯石による歯ぐきの炎症もそのひとつです。

フロスをやめると歯垢や歯石がたまり続け、歯ぐきの炎症が悪化する可能性があります。

汚れを取り除くことで、徐々に炎症がおさまり、フロスを使っても出血しなくなることが多いです。

まずは、なぜフロスを通すと出血するのかを確認していきましょう。

フロスをすると血が出る4つの原因

フロスをすると血が出る4つの原因

血が出る原因は、歯ぐきの炎症以外にフロスの使い方や詰め物、被せ物の状態が影響しているケースもあります。

ここでは、フロスを通すと出血する4つの原因を解説します。

  1. 歯ぐきに炎症が起こっている
  2. 歯石や歯垢がたまっている
  3. フロスを使う力が強過ぎる
  4. 詰め物や被せ物の影響

当てはまるものはないかチェックしてみてくださいね。

1.歯ぐきに炎症が起こっている

初期の歯肉炎や歯周病で歯ぐきに炎症が起きている場合、フロスを通すと出血することがあります。

歯と歯ぐきの間の歯周ポケットに歯垢がたまり、歯ぐきが腫れてしまうことが原因です。

例えば、歯ぐきが以下の状態のときは、初期の歯肉炎の可能性が考えられます。

  • 赤くなっている
  • 腫れてぷっくりしている
  • 歯間部分が丸くなっている
  • 歯ブラシが当たると出血する

これらに心当たりがある場合は、歯ぐきが炎症を起こしているサインです。

この段階であれば、ケアを続けると改善につながる可能性があります。

2.歯石や歯垢がたまっている

歯石や歯垢がたまっている

フロスを毎日使っていないと、歯石や歯垢がたまりやすくなります。

歯ブラシだけでは、完全に汚れを落としきれないからです。

歯ブラシで歯の表面の汚れは落とせますが、歯のすき間の汚れは落としにくく、歯垢や歯石がたまっていきます。

歯石や歯垢がたまった状態だと、フロスが引っかかったり歯石が歯ぐきを刺激したりして、血が出ることがあります。

思い当たる方は、歯科医院でクリーニングを受けるのがおすすめです。

3.フロスを使う力が強過ぎる

フロスを使う力が強過ぎる

以下のようにフロスを使っている場合、歯ぐきから出血することが多いです。

  • 強い力でフロスを歯のすき間に押し込む
  • 力を入れて一気にフロスを通す
  • 歯ぐきに直接押し当てて動かす

フロスが勢いよく当たってしまい、健康な歯ぐきを傷つけてしまいます。

さらに、フロスで歯ぐきが擦れば、炎症や腫れの原因になります。

誤った力加減ややり方を続けると、フロスへの苦手意識が生じ、使用をやめるきっかけにもなりかねません。

4.詰め物や被せ物の影響

詰め物や被せ物の影響

歯の詰め物や被せ物が合わなくなったり、古くなったりすると、フロスを通したときに出血することがあります。

詰め物や被せ物にすき間がある場合や形が合っていない場合、そこに引っかかってしまうことが原因です。

引っかかっているのに無理にフロスを通そうとすると、血が出てしまいます。

その場合は放置せず、歯科医院を受診して口の中の状態を確認してもらいましょう。

フロスの正しい使い方

フロスの正しい使い方

出血や痛みを防ぐには、力加減とともにフロスの動かし方もポイントです。

適切なフロスの使い方は、以下のとおりです。

  1. フロスを約40cmに切り、両手の中指に巻きつける
  2. 左右の親指と人差し指で15cmほどの間隔で持つ
  3. 前後に動かしながら、歯のすき間にゆっくり入れる
  4. フロスを手前の歯の歯肉の中に糸が隠れるくらい入れる
  5. 手前の歯面に沿わせて、接触点まで掻き出す
  6. 奥側の歯も同様に行う
  7. のこぎりのように前後に動かしながら糸を外す

1箇所通すごとに、フロスの新しい部分を使いましょう。

参考:厚生労働省|歯間部清掃(デンタルフロス・歯間ブラシ)

フロスの使い方は「フロスの使い方を歯科医が解説!1日1回で虫歯・口臭を防ぐコツと子どもへの使い方」でも解説していますので、ご覧ください。

フロスの使い方を歯科医が解説!1日1回で虫歯・口臭を防ぐコツと子どもへの使い方
デンタルフロスの使い方を、タイプ別の手順とコツでわかりやすく解説します。1日1回・夜の歯磨き前が基本です。奥歯に入らないときの通し方や、血が出る・臭いときの原因、子どもへの使い方も紹介するので参考にしてください。

出血を防ぐフロスの使い方のポイント5選

出血を防ぐフロスの使い方のポイント

正しい手順で使っても、フロスの種類や使用頻度などが合っていないと、歯ぐきへ負担がかかることがあります。

ここでは、出血を防ぐフロスの使い方のポイントを解説します。

  1. 鏡を見てフロスの位置を確認する
  2. 自分に合ったフロスを選ぶ
  3. フロスを使うときは力を入れ過ぎない
  4. フロスを上下に動かして汚れを落とす
  5. フロスは1日1回使用する

フロスをすると血が出るとお悩みの方は、参考にしてくださいね。

1.鏡を見てフロスの位置を確認する

鏡を見てフロスの位置を確認する

フロスに慣れていない時期は、鏡を見ながらケアすることが大切です。

フロスが歯のすき間にきちんと入っているか、歯ぐきに力がかかりすぎていないかを目で見て確認できるため、傷や出血するリスクを減らせます。

例えば、奥歯などの見えにくい部分は、鏡を使えば正しい位置にフロスを通しやすくなるでしょう。

歯ぐきを守るためにも、フロスは鏡を見ながら使うのがおすすめです。

2.自分に合ったフロスを選ぶ

自分に合ったフロスを選ぶ

出血を防ぐためには、自分に合うフロスを使うことが重要です。

持ちにくいものや使うと痛みが生じるものは、無意識に余計な力が入りやすくなり、歯ぐきを傷つける可能性があります。

フロスは、主に以下の2種類あります。

種類 特徴
ロールタイプ 慣れるまでコツがいるが、汚れを落としやすい
ホルダータイプ(Y字・F字型) 初心者でも使いやすいが、狭いすき間は届きにくいことがある

ロールタイプは指に巻きつけて使うため、すべての歯間に対応できるのが魅力です。

一方で、奥歯の間に通すには少しコツが必要で、初心者は難しく感じることがあります。

ホルダータイプは持ち手がついているので扱いやすく、初心者に向いています。

ホルダータイプの中でも、フロス初心者で奥歯のケアが苦手な人はY字型、前歯を中心にケアしたい人はF字型がおすすめです。

自分の使いやすいものを選ぶことで、フロスでのケアを習慣化できるでしょう。

自分にあったフロスがわからない場合は、坂井歯科に相談ください。

3.フロスを使うときは力を入れ過ぎない

フロスは、歯ブラシのように擦らなくても汚れを落とすことが可能です。

フロスでは歯垢を落としますが、歯垢は主に柔らかい細菌の塊なので、強い力を入れなくても除去できます。

力を入れず、なでるように優しく、歯のすき間に通すようにしましょう。

丁寧にフロスを使うことで、歯ぐきへの負担が減り、効率的に歯垢を落とせます。

4.フロスを上下に動かして汚れを落とす

フロスを上下に動かして汚れを落とす

フロスを歯の側面に沿わせたら、汚れをかき出すように上下に2〜3回動かすのがポイントです。

フロスを歯の側面にCの字に沿わせ、歯ぐきを傷つけないように優しく丁寧に動かします。

片方の歯の側面をCの字に沿わせてケアしたら、フロスの位置をずらして隣の歯も同様にケアしていきましょう。

5.フロスは1日1回使用する

フロスは1日1回使用する

フロスは、1日1回の使用が基本です。

おすすめは就寝前。

就寝中は唾液の分泌が少なくなり、口の中の細菌が増殖しやすくなるため、寝る前に歯垢を取り除くと、増殖を抑えやすくなります。

取り残した歯石は2〜3日ほどで石灰化が始まり、歯石になります。

石灰化する前に、毎日1回はフロスを通し、歯垢を除去することが大切です。

ただし、汚れが気になるからといって一日に何度もフロスを使うのが逆効果です。

回数が多いと、力加減がよくても歯ぐきへの刺激が積み重なります。

フロスの回数については「フロスは1日何回がベスト?頻度の目安とやりすぎで歯ぐきが下がるリスクを解説」でも解説していますので、参考にしてください。

フロスは1日何回がベスト?頻度の目安とやりすぎで歯ぐきが下がるリスクを解説
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フロスをしたら血が出る場合の受診目安

フロスをしたら血が出る場合の受診目安

フロスをした後に血が出ても、1〜2週間程度で自然におさまるケースが多いです。

ただし、以下のような場合は、歯科医院を受診する必要があります。

  • 出血が2週間以上続く
  • 何もしていないのに血が出る
  • 痛みや腫れも生じている
  • 歯がグラグラしてくる
  • 出血が止まらない
  • 出血量が多い

歯のぐらつきがある方は、歯周病が進行しているサインです。

歯科医院でご自身に合ったケア方法と治療を開始しましょう。

ほかにも気になる症状がある場合は、放置せずに早めにご相談ください。

フロス使用後の出血に関するよくある質問

フロス使用後の出血に関するよくある質問

1.フロスはいつ使ったら良いの?

フロスは、歯磨きの前に使うのがおすすめです。

先に歯の間の汚れをかき出すことで、効率的に口内をきれいにできるからです。

また、フロスで歯間の汚れを落としておくと、歯磨き粉に含まれているフッ素のような有効成分が行き届きやすくなります。

歯の間に汚れがたまっている状態だと、有効成分が浸透しにくくなります。

効果的にケアをするためにも、フロスは歯磨きをする前に使いましょう。

2.フロスをすると血が出るのは歯ぐきが傷ついたから?

強い力で使っていないのに血が出る場合は、フロスの摩擦で歯ぐきが傷ついているわけではありません。

健康な歯ぐきは、フロスを使ってもほとんど血が出ないからです。

出血するなら、初期の歯肉炎になり、歯ぐきが腫れて炎症が起こっているサインです。

フロスを使い続ければ、1〜2週間ほどで出血しなくなっていきます。

歯ぐきが傷ついているわけではないので、フロスを正しく使うことを意識しましょう。

3.歯間が一箇所だけ臭いのですが、どうすれば良いの?

まずはその部分をフロスで丁寧に清掃し、数日様子を見てください。

特定の場所だけ臭い場合、落としきれていない汚れがたまっている可能性が考えられます。

また、歯周病や虫歯などの口内トラブルによって口臭が発生しているケースも多いです。

フロスを続けても臭いがなくならない場合、歯科医院でその場所を確認してもらいましょう。

4.フロスを通すと口臭は治りますか?

フロスは、口臭の改善に効果的です。

口臭は、口内の細菌が食べカスに含まれるタンパク質を分解した際に発生するガスが主な原因です。

歯ブラシでは約6割の歯垢しか落とせませんが、フロスを併用すると約8割の汚れを除去できるとされています。

歯と歯の間の汚れを取り除き、口臭のもとになる細菌を減らすことが大切です。

参考:日本歯科医師会|歯医者の学校

口臭対策については「【口臭対策】5つの応急ケアアイテムやにおいを根本から断つ習慣を解説」でも解説していますので、参考にしてください。

【口臭対策】5つの応急ケアアイテムやにおいを根本から断つ習慣を解説
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フロスを通して出血するのは炎症のサイン!焦らず続けよう

フロスを通して出血するのは炎症のサイン!焦らず続けることが大切

フロスをすると血が出るのは、歯ぐきの炎症や使用時に力が強過ぎるなどの原因が考えられます。

しかし、出血したからといって自己判断で使うのをやめるのは危険です。

フロスをやめると、歯垢や歯石がたまり続けてしまい、歯ぐきの炎症が悪化する恐れがあります。

正しい方法で使い続ければ、炎症が改善し、血が出なくなるケースが多いです。

ただし、出血が2週間以上続いたり何もしないのに血が出たりする場合、早めに歯科医院を受診しましょう。

坂井歯科では、ブラッシング指導や歯石除去などの歯周病改善に力を入れています。

治療前に正しいケア方法をお伝えし、痛みを抑えることを心がけています。

フロスの使用についてお悩みの方は、坂井歯科にご相談ください。

寝屋川市 香里園の歯医者|坂井歯科医院
寝屋川市香里園の歯科・歯医者の坂井歯科医院は夜21時まで(木・土は18時まで)診療。香里園駅から徒歩3分。お電話やWEBからご予約随時可能です。一般歯科、小児歯科、矯正歯科、その他インプラントやホワイトニングにも対応。笑気麻酔や静脈内鎮静麻...
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